渓流でのミノーイングでは状況に応じてルアーのタイプを使い分けることが重要ですが、あらゆるシーンで安定して結果を出してくれる一本があると心強いものです。ラクス50Sは、そんな渓流アングラーの頼れるオールラウンダーとして設計されたシンキングミノーで、季節や水量の変化が激しい渓流でも幅広く対応できる性能を備えています。小型ながら存在感のあるアピール力と扱いやすい操作感が、多くのトラウトを惹きつける力となっています。
ラクス50Sの特徴
ラクス50Sの最大の特徴は、Ωピンを採用してセンターに重心を寄せたウエイト設定にあります。これにより4.1グラムの軽量ボディながら安定した飛距離を確保し、流れの中でも姿勢を崩さずに狙ったラインをトレースできます。またシンキングタイプでありながらフォール時には水平姿勢のままシミーフォールし、ゆっくりと長い時間トラウトに存在をアピールできる点が大きな魅力です。
特にシーズン初期の低水温期で追いの弱い魚に対しては、このスローなフォールが効果的に働き、魚にじっくりと見せながら口を使わせることができます。さらに夏の渇水で浅いレンジを丁寧に攻めたい時や、秋シーズンに威嚇行動を誘いたい状況でも、ラクス50Sの落ち着いたアピールは非常に有効です。強めのトゥイッチでは左右へ大きくスライドし、アングラーのタイミングで捕食スイッチを入れられるレスポンスの良さも兼ね備えています。
ラクス50Sの使い方
ラクス50Sは、渓流の多様なコンディションに適応しやすいシンキングミノーとして、さまざまな攻め方が可能です。基本となる使い方は、アップクロスにキャストして流れに馴染ませながらリトリーブする方法で、水平姿勢のフォールを生かしたナチュラルなアプローチがトラウトに違和感を与えません。流れの強さに応じてフォール時間を調整することで、狙いたいレンジを細かくコントロールできるのも扱いやすさの一因です。
また、深場の岩陰や流れのヨレに潜む魚を狙う場合は、シミーフォールの特性を活かしてじっくりと見せる釣りが効果的です。テンションを抜きながら沈め、魚が追いきれるスピードでアクションを加えることでバイトチャンスを広げられます。強めのトゥイッチを繰り返すとダートアクションが際立ち、活性の高いトラウトに対しては反射的なバイトを引き出すことも可能です。
渓流シーンのあらゆる状況に対応し、スローからアグレッシブな操作まで幅広くこなせるラクス50Sは、多くのアングラーにとって頼れる一本として活躍してくれます。
ラクス50Sのインプレ
ティムコのラクス50Sのインプレがあるのかチェックしました。
3人で🎣
この川に、まだヤマメが居たよ…
ブラウンに駆逐されたと思っていたから嬉しい…今回もラクス50sが、上手くハマってくれましーた🤟✨#TIEMCO#ラクス50s#山女魚 pic.twitter.com/MlMMqNFFBt
— SHINGO (@tsurijya_shingo) February 17, 2023
今日は、ヒラメ狙いから渓流へ
ヒラメは外したけど、渓流は初入渓でワクワク✨
天気も良くて、渓流カフェを満喫!
今日のMVPはラクス50S👌#TIEMCO#ラクス50S pic.twitter.com/cGSEFNboxv
— SHINGO (@tsurijya_shingo) May 31, 2023

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