釣りにおいて、ピンポイントでのキャスト精度と高い操作性は、特にストラクチャー周りを攻める際に欠かせない要素です。シマノのスコーピオン15102R-2は、そうしたテクニカルな釣りにおいて抜群の性能を発揮するショートレングス・マルチパーパスロッドです。コンパクトな設計ながら、汎用性の高さとパワーを兼ね備えたこのモデルは、バスからシーバス、さらには海外の大型魚種まで、ターゲットを選ばず幅広いフィールドに対応できる一本です。
スコーピオン15102R-2の特徴
15102R-2は、ショートレングスながらその中核を担う存在として、シマノが追求してきた「しなやかさと強靭さの両立」を見事に実現しています。ルアー負荷をしっかりと受け止める柔軟性と、キャスト時に鋭くルアーを押し出す復元力が絶妙なバランスで組み合わさっており、穴撃ちやストラクチャー周りの攻めではその真価を発揮します。バックスライド系の高比重ワームや、ペンシルベイト、フットボールジグなど、キャスト精度と操作性が求められるルアーにぴったりのモデルです。
このロッドは、ワン&ハーフ構造を採用しており、ベリーからバットにかけてのパワーを確保しながら、ティップにはしなやかさを持たせています。これにより、バイトの瞬間にもルアーを弾かれにくく、確実なフッキングが可能となります。また、レギュラーテーパー設計によって、ファイト中のラインテンションの変動を最小限に抑えることができ、バラしのリスクを大幅に軽減しています。
スコーピオンシリーズの特長でもあるタフネスと汎用性は、15102R-2にも余すところなく受け継がれています。スパイラルXとハイパワーXという2つのシマノ独自技術を駆使して設計されたブランクスは、軽量かつ高強度。ロッド全体の剛性を高めることで、キャストやルアー操作、ファイトのすべてにおいてストレスのないスムーズな動作を実現しています。
さらに、大口径のステンレスフレームSiCガイドを採用しており、太糸やヘビーラインにも対応可能。これは、国内のビッグフィッシュはもちろん、海外遠征時のヘビーデューティーな使用環境にも対応するための設計です。遠征時には持ち込めるロッドの本数が限られることも多いため、一本で複数の状況に適応できる汎用性の高さは大きなアドバンテージとなります。
グリップには、ナチュラルな質感のストレートコルクと軽量なパーフェクションシートXTを組み合わせることで、握りやすさとパワー伝達力の両立を図っています。これにより、長時間の使用でも疲れにくく、集中力を切らさずに釣りに臨むことができます。グリップ部の深紅のアクセントも、スコーピオンならではの個性を引き立てています。
スコーピオン15102R-2は、テクニカルな釣りに最適なキャスト精度と操作性を持ちつつ、タフネスと携行性も両立したバランスの良いモデルです。限られたタックルで最大のパフォーマンスを引き出したいアングラーにとって、頼れる一本となることでしょう。世界中のあらゆるフィールドで活躍できる実力を備えたこのロッドは、まさに“本物の道具”を求めるすべての釣り人に捧げられた一振りです。
スコーピオン15102R-2のインプレ
シマノのスコーピオン15102R-2のインプレを紹介します。
スコーピオン15102R-2サクッと入魂してきたw
軽量なPOP-Rからそこそこ重いスピナべまで片手で快適にブッ飛ばせて軽快かつ正確に操作出来て掛けたナマズがポンポン宙を舞うちょっと意味わかんない竿って感じ(絶賛)
スペック上は有名な1652R-2のショート版だからつまりそういう事なんか? pic.twitter.com/xMiFoqxf6O
— kazane_21856さん (@21856Kazane) May 16, 2023
スコーピオン15102rはオールダブルフットガイドです。
トップウォーターロッドのよう。#シマノ #スコーピオン #15102r-2 pic.twitter.com/TgrEbmHIkC— Nobu (@kawagoesamurai) April 1, 2023

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