源流域の林道を歩き、小さな滝を越え、岩を跨ぎながら辿り着く静かな流れ。そんなフィールドでは、軽快に動ける機動力と、狭いポイントでも確実にキャストできる操作性が欠かせません。トラウティンスピンマルチュースTRMK-483ULは、そのどちらも高いレベルで実現したショートレングスのフルグラスロッドで、コンパクトな携帯性と源流釣りでの扱いやすさを両立したモデルです。源流から小渓流、さらには管理釣り場まで、さまざまな状況に柔軟に対応できる一本となっています。
トラウティンスピンマルチュースTRMK-483ULの特徴
TRMK-483ULは4フィート8インチという短いレングスに3ピース構造を採用し、パック長50センチという圧倒的な携帯性を誇ります。ハードな山道や渓流遡行でもストレスなく持ち運べ、釣行の自由度を大きく広げてくれる設計です。ブランク素材はフルグラスを採用し、ティップセクションにはソリッドグラスを組み込むことで、しなやかさと強度を高次元で両立しています。この柔軟性がアンダーキャストやサイドキャストといった狭い空間でのキャストを容易にし、軽量ルアーでもしっかりとウエイトを乗せた気持ちよいシュートキャストを実現します。
グラス特有の粘りとしなりは、ルアーの“乗り”を高めるだけでなく、意図したアクション操作のしやすさにもつながっています。わずかなロッドワークでミノーやスプーンに自然な動きを生み出し、流れに馴染んだアプローチができるため、警戒心の強い源流魚にも違和感なく口を使わせられます。また、不意の大物が掛かった際にも、ロッド全体でしっかりと溜めが効き、足場を変えることなくその場でファイトを完結できる懐の深さを備えています。源流域でのトラブルにも強いフルグラス構造は、安心して使える大きな魅力です。
ガイドにはFujiステンレスフレームKガイド(SiC-Sリング)が採用され、トップガイドはLGSTを配置。小口径かつローアングルのセッティングにより、ラインブレを抑えつつ操作性を向上させ、マルチピースながらも綺麗なベンディングカーブを描くよう設計されています。携帯性を追求しながらも、実釣での性能を損なわないためのこだわりが細部にまで詰め込まれています。
さらに、付属する専用セミハードケースは、持ち運びやすさと保護性能を両立した実用的な仕様です。シックな外観とDリングによる拡張性、内部でロッド各セクションを確実に保持する構造など、遠征やアクティブなポイント移動をサポートするデザインが充実しています。必要なときにすぐに取り出して使える手軽さと、遊びの幅を広げる自由度が、このマルチュースシリーズの大きな魅力を象徴しています。
TRMK-483ULは、源流という変化に富んだフィールドで「本気で遊べる」機動力と実践性能を兼ね備えた一本です。どんな状況でも快適に扱え、未知の渓での一匹との出会いをより豊かにしてくれる相棒となるでしょう。
トラウティンスピンマルチュースTRMK-483ULのインプレ
スミスのトラウティンスピンマルチュースTRMK-483ULのインプレがあるのかチェックしました。
皆さんの愛用タックルは何ですか🧐?
TROUTIN’SPIN -MULTIYOUSE-
TRMK-483UL
19 Vanquish C2500SHG pic.twitter.com/eZ53PXXpN5— SHINGO (@tsurijya_shingo) September 22, 2023

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