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ナビア62FSのインプレと使い方

2025.12.08

本流で狙う大物トラウトは、深いレンジに定位することが多く、レンジを外すだけでバイトチャンスが大きく減ってしまいます。ティムコのナビア62FSは、そうした深場に潜む大型魚へ確実にアプローチするために作られたファストシンキングミノーで、重さと設計の両面からレンジキープ力を高めた一本です。増水時の太い流れや大規模河川でも安定して泳ぎ切り、大物が反応しやすい層をしっかりとトレースできる頼れる存在となっています。

ナビア62FSの特徴

ナビア62FSは、7グラムを超える重量と後方寄りの重心が特徴で、本流の強い流れでも素早く狙ったレンジに送り込むことができます。大物が嫌うレンジの上下動を抑えるためにワイドリップを採用し、水噛みを良くしてレンジキープ性能を大きく向上させています。ステディリトリーブではおよそ100センチ前後の泳層を得意とし、強い水押しとフラットな面によるフラッシングで深場の魚に強烈な存在感を示します。増水時や流れが複雑な場面でもルアーの位置を把握しやすく、タナボケを防ぎながら攻め続けられる設計です。また、フォール中は左右に揺れるシミーフォールとなり、送り込みやドリフト、スイングドリフトといった本流ならではのアプローチにもマッチします。非鉛素材である真鍮とスチールを使用した環境配慮型の設計も特筆すべき点です。フックは10番を標準装備していますが、大型魚に対応するために8番クラスに交換してもバランスが崩れにくく、流れにより強くなるよう調整されています。

ナビア62FSの使い方

ナビア62FSを最も活かすためには、まず重さを利用して素早く深場に送り込み、ターゲットが定位するレンジをしっかりとトレースすることが大切です。アップクロスやクロスにキャストし、沈めたいレンジまでフォールさせた後、ステディリトリーブで一定層をキープしながら探るのが基本的な使い方です。強い引き抵抗はルアーがしっかり水を噛んでいる証で、深場にいる魚へ強力なアピールを届けます。流れが速い場面では、早めに沈めてから流れを利用しつつ巻き始めるとレンジが安定し、効率よく攻めることができます。魚の活性が低い場合は、ワイドリップが生む低速時の泳ぎを活用し、ゆっくりとしたリトリーブで食わせの間を作るのがおすすめです。また、ドリフトやスイングドリフトではシミーフォールが効果的で、フォール中の揺れる動きが魚にスイッチを入れることもあります。レンジキープ力とアピール力を兼ね備えたナビア62FSは、本流で大物を狙うアングラーにとって強力な武器となるでしょう。

ナビア62FSのインプレ

ティムコのナビア62FSのインプレがあるのかチェックしました。

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