世界を舞台にモンスター級の魚をターゲットにするアングラーにとって、装備の信頼性は命綱とも言えます。シマノのキャプチャー1711H-SB/2は、そうした過酷な釣行において頼れる一本として開発された、ツアーロッドシリーズの中核を担うモデルです。2ozクラスのビッグベイトを自在に操るための設計思想と、どんな状況でも折れないという確かな安心感を兼ね備え、遠征釣行における不安を一掃してくれる力強い存在です。
キャプチャー1711H-SB/2の特徴
キャプチャー1711H-SB/2は、7フィート11インチという長尺ながら、その取り回しやすさは驚くほど。ワン&ハーフ構造を採用することで、国内外問わず持ち運びやすく、航空機の手荷物としても預けやすい仕舞寸法を実現しています。この構造は継ぎ部分の強度にも配慮されており、トラブルが許されない遠征釣行でも安心して使用できます。
このロッドの最大の特徴は、ビッグベイトを中心に据えたパワー設計にあります。特に2ozクラスのルアーを主戦場とする場面において、ビッグベイトの特性を損なうことなく、意図通りに動かせるチューニングが施されています。脇挟みでの安定したリトリーブや、正確なロングキャストを支えるストレートグリップ仕様は、様々なグリッピングスタイルにも対応。大物を掛けてからのファイト中にも、確かな操作性と安定感を提供します。
また、キャプチャーシリーズに共通するコンセプトとして、「獲るためのマージン」を重視して設計されている点も見逃せません。3~5lbクラスのターゲットに対してはややオーバースペックに思えるほどのパワーを持たせていますが、それはあくまで「想定外の大物」に対する備えでもあります。大は小を兼ねるという発想のもと、どんなファイトにも対応できるタフネスを備えているのです。
ブランクスは強度としなやかさを併せ持つ設計で、キャスト時にはしっかりとロッドが曲がり込み、ルアーの遠投をアシスト。ファイト時にはアングラーの負担を軽減しながら、確実に魚を浮かせてくれます。また、ガイドは太糸・太径リーダーとの結束部が干渉しないよう大口径仕様が採用されており、PEラインと100lb超のショックリーダーの使用にも対応。ライントラブルのリスクを極力減らし、快適な釣行をサポートします。
さらに、ラウンドコルクエンドのグリップは、ファイト中の衝撃をしっかりと受け止める仕様になっており、ヒジへの負担も軽減。アングラーの動きにしっかりと追従する設計は、長時間の釣行においても快適さを損なうことがありません。
キャプチャー1711H-SB/2は、国内のジャイアントバスやトレバリーはもちろん、海外のバラマンディやピーコックバスといった大物相手にも一歩も引かないパワーと安定感を備えたロッドです。機動力、操作性、耐久性を高次元で融合させたこのモデルは、旅するアングラーの信頼できる相棒として、遠征先での勝負を確実にサポートしてくれることでしょう。
キャプチャー1711H-SB/2のインプレ
シマノのキャプチャー1711H-SB/2のインプレがあるのかチェックしました。
久々のエクスセンスDCの巻心地が良くてキャプチャーの1711H-SB/2を購入。今使ってるダイワの2ozタックルと被るけど見た目はこっちの方が好みかな pic.twitter.com/VxC7VunvQU
— かすりざき (@owozzzw) November 12, 2025
ここんとこキャプチャー1711H-SB/2をずっと使ってるけどやっぱりめちゃくちゃいい!
3万後半くらいで買えると考えたらベイトシーバス始めるのにマジで最適やと思う
もうちょい安くと思うかもやけど10〜100gを1本で使えると考えたら安いと思うなこのテイストで250gまで投げれる追加番手出してほしい!
— Hopi@FF11_Odin (@Hopi_FF11_Odin) October 30, 2025

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