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キャプチャー274M-2のインプレ

2025.12.02

海外の過酷なフィールドから国内の大物狙いまで、一本でタフなゲームを楽しめるロッドとして誕生したのが、シマノのキャプチャー274M-2です。このモデルは、飛行機移動を前提とした携行性と、どんなターゲットにも負けないパワーを両立する「ワン＆ハーフ」仕様。遠征釣行に必要な信頼性と対応力を極限まで追求し、「獲るためのマージン」を持たせた本格派ツアーロッドです。

キャプチャー274M-2の特徴

キャプチャー274M-2は、海外のピーコックバスやバラマンディ、国内の大型トレバリーやジャイアントバスなど、3～5kgクラスの強靭な魚をターゲットに設計されています。正直なところ、このロッドのパワーはそれらのターゲットにはやや“オーバースペック”とも言えますが、それこそがこのモデルの狙い。釣り人にとって代えの利かない遠征先では、想定外のモンスターに出くわすこともあり得るため、「余裕を持った強さ」は何よりの保険となります。

搭載されているブランクスは、キャストやファイト時にしっかり曲がり、アングラーの負担を軽減する設計が施されています。さらに、ガイドには全て大口径モデルを採用し、太径のPEラインとリーダーのノット部分がスムーズに通過。飛距離やトラブル回避の面でも高い性能を発揮します。特にスピニングモデルには、Xガイドタッチフリーを搭載しており、ラインの放出がスムーズに行える工夫が施されています。

このロッドが真価を発揮するのは、ワーミングやスイミングジグヘッドのような繊細なアプローチにも対応しつつ、大型魚との激しいファイトにも動じないパワーを備えている点です。独特のスローテンポな振り心地をそのままに、遠征での携行性を高めたワン＆ハーフ設計により、機内持ち込みサイズに収まる仕舞寸法も実現。これにより、ロッドの破損や紛失のリスクを最小限に抑えつつ、常にベストなコンディションで釣行に臨めます。

グリップ周りも実用性を重視した設計で、ロンググリップとストレート形状によって脇挟みでの操作性や安定性が向上。ファイト中の力の入れやすさや、様々なグリッピングポジションにも柔軟に対応します。さらにラウンドコルクエンドを採用することで、バットの跳ね返りからアングラーの腕を守る工夫も施されています。

キャプチャー274M-2は、遠征釣行における理想的な1本として、まさに「持って行くべきロッド」と言える存在です。どんな環境にも動じず、どんな魚にも屈しない。過酷なフィールドに挑むすべてのアングラーにとって、頼りになる一本として心強いパートナーになることでしょう。世界を相手にする旅の中で、本気で“獲りたい”という思いに応えてくれるロッド。それがキャプチャー274M-2です。

キャプチャー274M-2のインプレ

シマノのキャプチャー274M-2のインプレがあるのかチェックしました。

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