釣りが持つ自由と可能性を追い求めるアングラーにとって、1本で多くの状況に対応できるタックルは、何物にも代えがたい存在です。シマノの「スコーピオン1631FF-2」は、そんなニーズに応えるために生まれた、ベイトフィネス専用のフリースタイルロッドです。タフな状況を攻略するためのしなやかさと、世界を相手にするためのパワーを併せ持つこのモデルは、まさに「軽さ」「操作性」「強さ」のバランスを極めた一本となっています。
スコーピオン1631FF-2の特徴
スコーピオン1631FF-2は、タフコンディションでも喰い渋る魚を獲らえるために設計された、ベイトフィネス仕様のモデルです。小型プラグやライトジグヘッドといった軽量ルアーをベイトならではのリニアな操作感で操ることができるこのロッドは、繊細なアクションを求められるシーンにおいて真価を発揮します。フィッシュイーターの警戒心が高まるような場面でも、ティップから生み出されるナチュラルなアクションでターゲットを翻弄し、いざフッキングとなれば、強靭なバットがそのファーストランをしっかりと受け止めます。
構造面では、ワン&ハーフの2ピース設計を採用し、強靭なバットセクションとしなやかなティップセクションを高次元で融合。この設計により、バイトを弾かず、掛けた魚を確実に獲るための理想的な調子を実現しています。また、レギュラーテーパーの採用により、極端な調子変化が生じにくく、モンスタークラスとのファイト時でもラインのテンションを安定させることができ、バラしを防ぐ力にも優れています。
ブランクスにはシマノ独自のスパイラルXとハイパワーX構造が採用されており、軽量でありながら高い剛性とねじれ耐性を備えています。これにより、キャスト時やルアー操作時、そしてファイト中にも無駄なブレを抑え、アングラーの意図した動きを正確に伝えることが可能です。ラインやルアーの負荷に対する反応もスムーズで、常に高い操作性を保ちながら、力強いやり取りを可能にしています。
ベイトモデルには、しっかりとした握り心地とパワーの伝達性を両立した「パーフェクションシートXT」を採用。ナチュラルな感触のストレートコルクグリップと組み合わされ、長時間の使用でも疲れにくく、グリップ時の安定感も抜群です。また、タフユースに応えるため、2番パワー以上のモデルにはオールダブルフットガイドを採用し、耐久性とガイド強度も確保されています。
このロッドは、バスやロックフィッシュ、トラウトなど淡水のフィールドだけでなく、港湾部のシーバスや海外のライトゲームにも対応できる汎用性を持っています。「どこで、何が釣れるかわからない」ようなシチュエーションでも、この一本があれば安心できるという信頼感があり、特に遠征釣行ではその携行性と適応力の高さが心強い武器となります。
スコーピオン1631FF-2は、強さだけを追い求めるロッドではありません。軽く、しなやかでありながら、真にタフなフィールドでも戦える実力を備えています。フィネスという繊細な釣りに挑むアングラーにとって、まさに世界を相手にできる一本。日本の技術と感性が詰め込まれたこのロッドが、あなたを未知のフィールドへと導いてくれるでしょう。
スコーピオン1631FF-2のインプレ
シマノのスコーピオン1631FF-2のインプレを紹介します。
スコーピオン1631ff・19アンタレス
下町Bスプール・pe1.5号約130m
リーダーナイロン20lb
ジグヘッド10gワーム2.5インチ
ラインカラー的には60m出てます pic.twitter.com/Gztyh7hNo4— 翔吉ワークス (@38Primera) October 24, 2022
そういえば昨日潮来つり具センターで購入しました。
スコーピオン1631FF-2
軽めのクランク、ジャークベイト、シャッド、トップや高比重ノーシンカーワームで使う予定。軽めのルアーなんでも用。 pic.twitter.com/nJsBw0ZJ5t— じょん・らふしあんて@RP5 (@TKN_NCEC03) August 13, 2022

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