サクラマスをはじめとした大型トラウトを狙ううえで、多くのアングラーに長年愛され続けているスプーンがダイワ チヌークSです。発売以来、シンプルかつ実績ある設計によって「まず最初の1枚」として選ばれることも多く、流れの速い河川から深場の攻略まであらゆる状況で信頼できるベーシックモデルとして支持されています。幅広いウェイトラインナップにより、渓流の軽い釣りから本流の重い釣りまで一本のシリーズでまかなえる点も魅力です。さらに多彩なカラー展開によって水質や光量に合わせた戦略的な選択が可能で、ヤマメ、タイガー系、アワビ貼りなど、トラウトの反応を引き出すカラーが揃っています。
ダイワ チヌークSの特徴
チヌークSの大きな特徴は、よく飛び、よく沈み、よく泳ぐというスプーンの基本性能を高いレベルで満たしている点にあります。細身でありながら肉厚のボディ形状は、キャスト時の空気抵抗が少なく飛距離を稼ぎやすいだけでなく、沈下スピードも安定しているため狙ったレンジをトレースしやすい設計です。特に10gから17gモデルではOWNER社製S-61シングルフックが標準搭載され、ボトムトレースでも根掛かりしにくいゲイプ形状と、確実な掛かりを生むカッティングポイントにより、大物狙いでも安心して使えます。フロント側はリングのみのシンプルな構造で、余計な抵抗を生まずアクションが安定し、スローから高速リトリーブまで対応できる点も魅力です。また、ハンマー加工が施されたモデルもラインナップされており、同カラーでも反射の質が変わるため、状況に応じた微調整が可能になります。流れの強い本流域やサクラマスの回遊コースを狙う釣りでは強い存在感を発揮し、ベーシックながら確かな実力を持つスプーンとして多くのアングラーから信頼されています。
ダイワ チヌークSの使い方
チヌークSを効果的に使うためには、ウェイトと流れの強さを意識しながらレンジコントロールを行うことが重要です。軽量の4.5gや7gは渓流や浅い場所での使用に適しており、流れに乗せながらナチュラルに漂わせるような誘いが可能です。10gから17gは本流や水量のあるポイントで活躍し、沈下速度と振り幅のあるアクションを活かして広範囲を手早く探れます。特にサクラマス狙いではボトム付近を安定して引くのが効果的で、根掛かりを抑えるシングルフック仕様が大きな助けになります。リトリーブスピードによってアクションが変わり、スローではしっかりとしたウォブリング、高速では安定した姿勢で泳ぎ切るため、状況に合わせてスピードを調整すると反応が得やすくなります。また、色選びも重要で、クリアウォーターではシルバー系やアワビ系、濁りがある場合はゴールドやピンク系が効果的です。朝夕の光量が低い場面ではハンマー加工モデルが強く、乱反射によるアピールが魚に届きやすくなります。ベーシックでありながら応用範囲が広いチヌークSは、初めての一本にも、ここぞの場面にも頼れるトラウトスプーンです。
チヌークSのインプレ
ダイワのチヌークSのインプレがあるのかチェックしました。
ヒットルアーは安心と信頼のチヌークS 14g フルチャート
去年釣れたのもコレでした
スライドスプーン全然投げなくなっちゃった pic.twitter.com/Df3FED96Cf— がむっペ (@gamuppe) April 2, 2025

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