渓流を軽快に歩き、小さなスポットを正確に撃ち抜き、思い通りにルアーを操る。渓流ベイトフィネスの魅力を最大限に引き出すため、本山博之氏が三年の歳月をかけて完成させたのがスミス SS4カスタムです。さらに短く、さらに携行性を高めた4ピース構造を採用しながら、マルチピース特有の違和感を徹底的に排除。渓流ベイトフィネスロッドの最高峰にふさわしい完成度を備え、源流域へのアプローチもストレスなくこなせる一本となっています。
スミス SS4カスタムの特徴
SS4カスタム最大の魅力は、携行性と実釣性能の両立にあります。4ピース構造によって仕舞寸法は47ULで39.5cm、49ULで41.5cm、51ULでも44.5cmという極めてコンパクトな設計となり、源流域へ向かう険しい道のりでも荷物にならず、ザックやショルダーバッグにすっきりと収まります。継数が増えることで懸念されるアクションの低下を、本山氏の入念なテストにより克服し、粘りのあるスムーズなベンディングと、自然なパワー移動を実現しました。ヘビーシンキングミノーを扱うために求められる張りと復元力も十分に備わっており、短尺ながらルアー操作のキレをしっかりと引き出します。
ブランクには15tと24tグラファイトが採用され、軽量でリニアな操作感が持ち味です。アンサンドフィニッシュにより余分な重さを排除し、硬すぎず柔らかすぎない絶妙なフィーリングを追求しています。Moderateアクションの設定は、シンキングミノーを繊細に操りたい場面にも、キャストの抜けを重視する状況にも柔軟に対応し、渓流ベイトフィネスに求められる幅広さを持たせています。
さらに、ウッド製リールシートはSS4カスタムを象徴する存在です。クラシカルな趣と高い汎用性を兼ね備え、丸型リールからロープロ型ベイトフィネスリールまで幅広くマッチします。トリガー付きのウッドシートにありがちなすっぽ抜け感を解消した新形状が採用されており、握り込みやすさと安定感を両立。リアグリップはFat&Narrow形状で手の乾燥を防ぎながら確かなフィット感を提供し、長時間の使用でも快適さを保ちます。
ガイドにはFujiチタンフレームSICガイドを小口径で配置し、軽量化と操作レスポンスの向上を図っています。サイトトップにはハイビジブルカラーのスレッドを巻き、視認性を高めることでラインコントロールの精度も向上しました。スピゴットフェルールの採用により、継ぎ目の違和感を感じさせず、美しい曲がりを実現している点も評価されています。
岩に立てかけても滑りにくいハイカゴムコルクエンドや、フックを掛けたまま移動できるフックキーパー、素早いセットができるジョイント部マーキングなど、細部の作り込みも秀逸。リールを装着したまま収納できる専用ロッドバッグも付属し、源流や遠征での使い勝手をさらに高めています。
スミス SS4カスタムは、渓流ベイトフィネスを本気で楽しむアングラーに向けて作られた、妥協のないフラッグシップモデルです。携行性の高さ、ルアー操作性、強度、感度、デザインのすべてが高次元で調和し、あらゆる源流・渓流シーンで頼れる相棒となってくれる一本です。
ss4カスタムのインプレ
スミスのss4カスタムのインプレがあるのかチェックしました。
スミスSS4カスタム49ULにシルバークリーク ストリームカスタム似合いすぎ😍SS4カスタム初釣行で入魂❗️リリースサイズを2匹上げた😆 pic.twitter.com/WR0W1SHl5X
— まっちょい (@O73CuRkNlDCQeyQ) July 16, 2022
スミス SS4カスタムのオールウッドリールシートって肌触りが凄く良い🥰お高いテーブルみたいにスベスベしてて、しばらく釣り忘れて指で撫でてた😅 pic.twitter.com/TxgZcNg9TZ
— まっちょい (@O73CuRkNlDCQeyQ) July 18, 2022

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