渓流のトラウトが横方向の誘いに反応しなくなる場面は少なくありません。スレが進み、警戒心が強まった魚に対して、従来のミノーアクションだけでは口を使わせられないこともしばしばあります。スミスのボトムノックスイマー2は、そうした状況を打破するために生まれた“新ジャンル”のトラウト専用プラグです。ボトムで立ち、揺れ、跳ね、泳ぎ、これまでのミノーでもスプーンでも表現できなかったボトム特化のアクションで、渓魚の本能に火をつけます。
ボトムノックスイマー2の特徴
ボトムノックスイマー2の大きな特徴は、先端部に集中配置された高比重タングステンウェイトによる独特の姿勢と動きです。着底するとテールを上に向けた状態で立ち、あたかも底をついばむ小魚のような自然な佇まいを演出します。横方向のスイムとは異なるこの“縦の動き”が、反応を取りにくい状況で特に威力を発揮します。ボトムパンプでは左右にスイングし、ただ巻きでは水を切るようにテールを揺らすバイブレーションアクションへと変化。さらにトゥイッチを加えると、左右はもちろん、時には上下にもスイングするメリハリある動きが生まれ、ニュートラルな魚のスイッチを瞬時に入れることができます。約30mmのコンパクトなサイズながら存在感は強く、渓流・源流・管理釣り場など幅広いシーンで活躍できる万能性を備えています。
ボトムノックスイマー2の使い方
使用の基本となるのは、着底姿勢を活かしたボトムノックスタイルです。流れのある場所でもテールを立てた姿勢を維持できるため、ボトムタッピングや軽いリフト&フォールを織り交ぜることで、底の虫や小魚を探るトラウトに強いアピールを与えます。ボトム付近でのスイングアクションは食い渋る魚への特効で、状況が合えば連続して反応が出ることも珍しくありません。また、ただ巻きでは安定した水平スイミングとなり、テールを揺らす柔らかい波動が広範囲へのサーチにも向いています。ラインスラックを利用したトゥイッチングは特に効果的で、予測不能なスイングがリアクションバイトを誘発し、深場やストラクチャー周りでの食わせに強さを発揮します。使い方の幅が広く、アングラーの発想次第で多彩なアプローチが可能なボトムノックスイマー2は、渓流の攻略手札を大きく広げてくれる新しいカテゴリーのルアーです。
ボトムノックスイマー2のインプレ
スミスのボトムノックスイマー2のインプレがあるのかチェックしました。
ボトムノックスイマー2 pic.twitter.com/HdVqMmfyym
— tyoshinori (@TyoshinoriT) May 17, 2017
今日の朝練。4バイト2キャッチ。ボトムノックスイマーで来た時は「まじか!」って言ってしまった笑 pic.twitter.com/Z9TmTbUuIA
— 釣り好き アクアリウム好き 40代 (@hkfishing813) November 3, 2025

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