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ジェイドMDのインプレと使い方

2025.12.05

渓流から止水域まで幅広く対応でき、ひとつのルアーで多彩なアクションを演出したい——そんなアングラーの願いを形にしたのがスミスのジェイドMDです。ミノーとシャッドの魅力を併せ持つ小型プラグで、操作次第で弱った小魚・逃げ惑うベイト・底付近をついばむ動きまで表現できる万能性が光ります。新たにシンキングモデルが追加されたことで、レンジの選択肢が大幅に広がり、食わせの“間（ま）”を生む自由度が向上しました。

ジェイドMDの特徴

ジェイドMDは細身のシルエットとフラットサイドを組み合わせ、小魚のリアルな存在感を追求した設計が特徴です。無音固定ウェイト方式を採用することで、ただ巻きでは安定したタイトウォッブリングを発生し、トゥイッチでは素早くヒラを打ちながらも復元力に優れ、自然な挙動へと戻ります。また、ウェイトの可動音を排除したことで、警戒心の強いトラウトに余計な違和感を与えない点も大きな魅力です。ミディアムディープ設定によりターゲットレンジをしっかりトレースでき、アップストリームでは立ち上がりの早い急潜行が強みになります。さらに、F（浮く）・SP（止まる）・S（沈む）という３タイプの挙動の違いが、追尾してきた魚に対して食わせのタイミングを自在に作り出すことを可能にしました。渓流の小場所でも、止水の広範囲サーチでも、ジェイドMDのアクションは強い存在感を放ちます。

ジェイドMDの使い方

ジェイドMDを効果的に使うためには、タイプごとの浮力特性を理解し、止め・動かすを組み合わせた“間”の演出が重要です。Fタイプは流れの強い場面で急潜行させ、逃げる小魚を思わせるアプローチが得意で、浮上時に喰わせる間を作ることもできます。SPタイプはほぼその場に留まるため、追尾してきた魚にじっくりと見せることができ、低水温期やスレた魚に特に有効です。Sタイプはセンターバランスの安定した沈下姿勢を活かし、ボトム付近や深めのレンジを丁寧に攻められます。どのタイプでもタイトウォッブリングのただ巻きで十分なアピール力がありますが、トゥイッチを混ぜることで逃げ惑うベイトを演出でき、連続トゥイッチでは水生昆虫を追うようなナチュラルな見せ方が可能です。底に触れながら使えば、餌をついばむ小魚のような動きとなり、よりフィッシュライクなアプローチができます。状況に合わせた使い分けで広い応用力を発揮するジェイドMDは、渓流から本流まで頼れるミディアムディープミノーシャッドです。

ジェイドMDのインプレ

スミスのジェイドMDのインプレがあるのかチェックしました。

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