渓流の深場を効率よく探りたい時、目まぐるしく変わる流れの中でも確実に存在感を示してくれるルアーがあると心強いものです。ジャッカルのトリコロールバイブは、まさにそのニーズに応えるために生まれたバイブレーションミノーで、深いレンジをテンポよく攻めたいアングラーにとって頼れる一本になります。素早く沈み、強い波動でトラウトの捕食本能を刺激する性能は、他のミノーでは反応が得られなかった場面でも新たな可能性を開いてくれます。
トリコロールバイブの特徴
トリコロールバイブは、渓流の深淵を跳ねるような力強いアクションを生み出すことを目的として設計されたシンキングバイブレーションです。50ミリと60ミリの2サイズ展開で、それぞれ6.2グラムと8.2グラムという扱いやすいウェイトを備えており、狙ったレンジまで素早く到達できる点が魅力です。流れの強いエリアでも姿勢が崩れにくく、安定したバイブレーションを持続することでトラウトに強烈なアピールを行います。
アクションはタイトかつ明確に震える特性があり、引き始めからブルブルとした感触が手元に伝わるため、ルアーの状態を常に把握しやすいのも使いやすさのポイントです。フックはST26TNが採用され、50には14番、60には12番とルアーサイズに最適化された仕様が組まれています。掛かりの良さと耐久性を両立しており、テンポよくキャストを繰り返す渓流釣行でも安心して使い続けられる作りになっています。
カラーバリエーションは10色がラインナップされ、金アユやネイティブヤマメといった定番ナチュラル系から、奥飛騨マズメチャート、フラッシュサイトピンクといったアピール系まで多彩に揃っています。水質や光の状況、魚のコンディションに応じて最適なカラーを選ぶことで、このルアーの潜在能力をより引き出すことができます。
トリコロールバイブの使い方
トリコロールバイブを効果的に使うためには、まずその沈下速度の速さと安定した波動を生かすことが大切です。カウントダウンして狙ったレンジまでしっかり沈め、一定のスピードでリトリーブするだけでも十分にアピール力があります。深場に潜むトラウトを効率よく探りたい時や、他のルアーでは届かないレンジを攻略したい時に特に有効です。
流れの強い場所では、アップからクロスにキャストして流れに乗せながら巻くと、ナチュラルにアクションが入り魚に違和感を与えにくい効果があります。また、ボトム付近を攻める場合には、リフトアンドフォールを織り交ぜることで跳ね上がる動きが加わり、より強くトラウトの反応を引き出すことができます。底を取りながら誘うことで、ピンスポットに潜む魚にもルアーをしっかり見せられるのが強みです。
サイズの使い分けとしては、50ミリは水量の少ない渓流やタイトなポイントに向いており、60ミリは本流域や深さのあるエリアで存在感を示します。カラーをローテーションしながら同じコースを通すことで、食い渋ったトラウトのスイッチが入る場面も多く、状況に応じた細かな調整が釣果に直結します。
トリコロールバイブは、渓流の深場攻略において頼もしい戦力となるルアーです。強い流れの中でもしっかり動き、広いレンジを効率よく探れるため、ひとつタックルボックスに入れておくだけで釣りの幅が大きく広がります。
トリコロールバイブのインプレ
ジャッカルのトリコロールバイブのインプレがあるのかチェックしました。
グリーンバックのイワナ
トリコロールバイブでカウント15。
ボトムだけ流れてるようなトロッとした大河川にも強い♪ pic.twitter.com/4qlOUD9fY1— BABA (@08KEISUKE26) August 5, 2023
4週間ぶりの釣りでドリームレイク4H
朝晩の気温差や水温から、晩秋の釣り方のバイブのフォール主体が良トリコロールバイブ60良いですね
(私はナイロン20ポンドで使用ですが本来4~6ポンドかと)
渓流トラウト用ですがバスは勿論、シーバスの橋脚周りや港湾岸際の縦の釣りやワインド釣法にも良さげ pic.twitter.com/WdSJioqyRn— ニシヤン (@LF34vRvUfQDyENg) October 30, 2024

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