シマノ 21アンタレスDCは、飛距離とコントロール性能を極限まで追求したフラッグシップモデルとして知られています。その圧倒的なキャスト性能と安定感のある巻き上げ力は、バスフィッシングのみならず、本流トラウトや湖の大型トラウトを狙うアングラーにとっても大きなアドバンテージとなります。特に広大な湖や流れの強い大河川では、ルアーをより遠くへ届ける力が釣果を左右するため、このリールが持つ高次元の飛びは大きな武器になります。
21アンタレスDCの特徴
21アンタレスDCがトラウトシーンでも高い評価を受ける理由は、まずその飛距離性能にあります。軽い立ち上がりを実現するMGLスプールⅢと、進化した4×8DCブレーキシステムの組み合わせは、ルアーの軌道を安定させつつ、失速しにくい伸びのある弾道を生み出します。湖のショアラインから沖のブレイクを狙う場面や、本流で対岸のポイントを撃ちたい場合でも、余裕を持ったキャストが可能です。向かい風や重さの違うルアーへの対応力も高く、細かなブレーキ調整が効くため、状況に合わせて最適なキャストフィールを得られます。
さらに、安定したリーリング性能も大型トラウトに最適です。マイクロモジュールギアとX-SHIP構造に加え、ハンドル軸部のベアリングを増やしたことで巻きの精密感が大幅に向上しています。湖のディープレンジで泳ぐ大型トラウトは、掛けてからの引きが強く、走りも力強いのが特徴ですが、アンタレスDCなら巻き負けることなくトルクフルに対応できます。しっかりとラインテンションを保ちながら寄せられるため、ファイト中のバラシも減り、安心感のあるやり取りが実現します。
また、S3Dスプールとサイレントチューンによる振動の少ない回転は、キャストと巻きの両方で快適さを生み出します。スプールのブレを抑えることで遠投時の安定性が増し、ルアーを狙ったコースへ通しやすくなるため、トラウトゲームで求められる正確なアプローチが可能になります。特にミノーやスプーンなど、飛距離とコントロール性の両立が必要なルアーに対して抜群の相性を示します。
スプール容量は12〜20lbクラスのラインをしっかり巻けるため、強流に潜むサクラマス、大型レインボー、レイクトラウトといったターゲットにも安心して挑めます。ショートキャストからフルキャストまで弾道が安定するため、広範囲を効率よく探る釣りにも適しており、湖の回遊待ちや大河川のサーチゲームでも力強い味方になってくれます。
21アンタレスDCは、繊細さよりもパワーと遠投性が必要となる“本流・湖のトラウトゲーム”において、その圧倒的性能が確かな武器となるリールです。遠くのポイントを射抜くキャスト性能、強い流れにも負けない巻き上げ力、そして高い安定性。この3つを兼ね備えることで、大型トラウトとの対峙をより確実なものにしてくれます。自然の大舞台で本気の一本を狙うアングラーにこそ、強くおすすめできるハイエンドモデルです。
トラウトで使いたい21アンタレスdcのインプレ
トラウトで使いたいシマノの21アンタレスdcのインプレがあるのかチェックしました。
昨日に引き続き今日も👍
プリスポーンのバスかな??やっと21アンタレスdc入魂!! pic.twitter.com/XLl0139SlA
— koba17 (@jdAir4Hanappu) April 2, 2025
シーズンで使い分けてるアンタレス兄弟のライン巻き替え
長男(21アンタレスDC)にはPE2号
次男(22エクスセンスDC)にはPE3号
三男(23アンタレスDCMD)にはPE4号 pic.twitter.com/5Z8PyUjpUg— n.k (@mear6nine) October 29, 2024
息子の迎えついでに学校横の球場でアンタレスDCってどんくらい飛ぶんかやってみた!
ロッド:ワーシャ1600SS-3
リール:21アンタレスDC XG L
ライン:PE1.5号200m、リーダー35lb1.7m
投擲物:3/8oz(10.5g)のラバーシンカー
状況:横風約3m飛距離Xモード1/8で約50〜55m
飛んだん方…なのかな? pic.twitter.com/pRHjxlX5Xs— ちんがら (@S_GL200) May 29, 2025

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