渓流でのトラウトゲームは、繊細さと機敏さ、そして軽快なキャストフィールが求められます。ロキサーニBCは、そんな渓流ベイトフィネスの世界にぴったり寄り添う性能を兼ね備えたリールです。特にBF7モデルは、軽量ルアーを正確にキャストし、流れの中で素早くトレースするための操作性を追求しており、小渓流でのネイティブトラウトを狙うアングラーにこそ最適な一台といえます。軽さ、扱いやすさ、そして確かな耐久力がフィールドでの快適性を大きく高め、より自然と一体になったような釣りを楽しめます。
ロキサーニBCの特徴
ロキサーニBCの魅力の中心にあるのは、前作から14gもの軽量化に成功した172gのボディです。渓流ベイトフィネスのロッドと組み合わせた際のバランスが良く、キャストやトゥイッチ、ラインメンディングといった操作を繰り返しても疲れにくい設計となっています。C6カーボンフレームとサイドプレートによる剛性と軽量性の両立は、コンパクトで取り回しの良いリールを求める渓流アングラーにとって大きな武器です。
キャスト性能を支えるのはMagTraxブレーキシステムです。軽量スプーンやミノーといった渓流ルアーは空気抵抗の影響を受けやすく、向かい風の中でのキャストはバックラッシュのリスクが高まります。しかしMagTraxはルアー離れ直後から安定したブレーキが効くため、ショートキャストでもピンポイントを狙いやすく、渓流特有のオーバーハング下や小さなスポットを正確に撃ち抜くことができます。細かいピッチングが続くような場面でも扱いやすく、ストレスのないキャスタビリティが魅力です。
スプールには超々ジュラルミン製の軽量33mmスプールを採用しています。BF7モデルは特に細ラインと軽量ルアーに最適化されており、8lb-50m、PE1号-100mという渓流にちょうどよいラインキャパシティを備えています。この軽量スプールが初速を出しやすく、1g台のルアーでも気持ちよく飛ばせるフィネス性を実現します。狭い渓流でも素早くアプローチし、テンポよく釣りを展開できるのは大きな利点です。
ドラグはカーボンマトリックスドラグを採用し、滑らかな効きと最大9kgの強力な性能を両立しています。渓流でのトラウトは急流を使った突っ込みが強く、バラシの原因にもなりやすいですが、滑り出しの良いドラグによってラインブレイクを防ぎながら安全にファイトできます。クリッカー音が付いているため、糸が出ていくスピードが分かりやすく、繊細なトラウトのやり取りにおいて非常に頼もしい存在です。
操作性をさらに高めるのが、90mmクランク形状のカーボンハンドルです。軽くて強度が高いだけでなく、渓流の小刻みなルアー操作に対応するための感度の良さも備えています。ハンドルノブは指に吸い付くようにフィットし、ミノーのトゥイッチやショートジャークを行う際にも力が伝わりやすく、自然なアクションを演出できます。
ロキサーニBCは軽さと操作性を求める渓流ベイトフィネスに理想的な性能を持つリールです。細かな操作を可能にしながらも、高いドラグ力や剛性で安心感も備えているため、小渓流から本流域の良型トラウトまで幅広く対応できます。自然の流れを感じながら、ルアーを思いのままに操る心地よい釣りを楽しませてくれる一台として、渓流アングラーに強くおすすめできるリールです。
ロキサーニBCのインプレ
アブガルシアのロキサーニBCのインプレがあるのかチェックしました。
ロキサーニBC2台ハンドル&ノブ交換。
本体は両方HS8で、
BF7スプール機は90mmカーボンハンドル&DFLコルクノブに交換、
HS8スプール機は95mmカーボンハンドル&ジリオンHDのノブに交換。
後者は先日53釣った時既にこの設定だったが、場合によっては90mmカーボンハンドル&DFL EVAノブに替えるかも。 pic.twitter.com/Ni0SBWClek— えび (@Licmophora728) September 1, 2025
なでしこ先生に教えて頂いて2カ月前に購入したロキサーニBC。
ZFXに合わせて少し使ってみたところとても良かったので、個別注文してたBF7のスプールが届いたタイミングでHS8もう一つ購入してしまったw
帰宅後即3BB追加。この先、2つともハンドル&ノブを交換したいなと。— えび (@Licmophora728) August 20, 2025
ベイトフィネスやってみよう‼️
ロキサーニBC✖️スタンドアウト
どーかな? pic.twitter.com/MynfQZYD19— バサーのともやん (@rx_hm9) September 14, 2024

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