遠投を武器にしたいアングラーにとって、IM Z TW 200-Cはまさに次世代の相棒と呼べるベイトリールです。デジタル制御ブレーキによる緻密なキャストサポートと、φ38mmスプールの力強い回転が生み出す伸びのある飛距離。そのうえ、扱いやすさと安定性のバランスが絶妙で、幅広いルアーウェイトを無理なく飛ばせる懐の深さも魅力です。バスはもちろん、ソルトゲームまで自由に使える万能性を備え、遠投スタイルの釣りをより楽しく、より確実に進化させてくれます。
IM Z TW 200-C の特徴
IM Z TW 200-Cは、IM ZシリーズのDNAを受け継ぎながら、200サイズ専用に最適化されたスプールを搭載することで、飛距離・安定性・操作性のバランスに優れたモデルとして仕上げられています。特に注目すべきは、デジタル制御ブレーキINTELLIGENT MAGFORCEの存在です。キャスト中のスプール回転を常に監視し、状況に応じてブレーキ力を自動制御するため、風向きやルアーの空気抵抗の変化にも強く、狙った通りの弾道で的確にルアーを送り出すことができます。購入時に標準搭載されているブレーキモードに加え、アプリ登録後はPEモード、ロングキャストモード、MAXモードが追加され、さらに釣行を重ねることでPEロングキャストモードまで解放される拡張性は、まさに“成長するリール”と呼ぶにふさわしい仕組みです。
200-C専用のφ38mm/幅24mmスプールは、ラインを巻いた状態で最適な慣性バランスになるよう設計されており、10g程度の軽めのルアーから100g級のビッグベイトまで幅広く対応できます。特に中~重量級のルアーを使う遠投では、スプールの初速がスムーズに立ち上がり、TWSによるライン放出抵抗の軽減と相まって、自然な伸びのある飛距離を実現します。フロロ18lbを100m巻けるキャパシティは湖の岸釣りでも安心感があり、遠投先での深場攻略や広範囲サーチに力を発揮します。
剛性面では、フルアルミ仕様のHYPER ARMED HOUSINGが内部構造を強固に支え、強いキャストでもブレのない安定したフィーリングをキープ。巻き心地はハイパードライブデジギアが滑らかさと耐久性を両立し、負荷のかかる巻きの釣りでも確実に力を伝えてくれます。ドラグはATD搭載でスムーズかつ粘り強く、大型魚との攻防も安心。さらにクラッチはハイパータフクラッチ採用で海水でもトラブルが少なく、ソルトでも安心して使える耐久性があります。
また、IM ZシリーズならではのDAIWA CONNECTING-SYSTEMに対応しているため、釣行ログの蓄積やモードのアップデートによって、自分の釣りを“見える化”しながら性能を引き出していける点も魅力です。キャスト数の多いバスフィッシングでは、データから自分のクセや状況変化を読み取ることができ、より精度の高い釣りにつながります。
IM Z TW 200-Cは、遠投に必要なパワーとキャスト安定性を備えながら、扱いやすいキャストフィールに仕上げられた万能な一台です。中量級ルアーのロングキャストはもちろん、ビッグベイトやバイブレーションの遠投、ディープクランクなどの巻き物にも非常に向いており、岸釣り・ボートどちらにも適したバランス設計となっています。遠くのスポットへ確実にルアーを届けたい、飛距離を武器に釣りを組み立てたいというアングラーにとって、まさに頼もしい相棒となるリールです。
IM Z TW 200-Cのインプレ
ダイワのIM Z TW 200-Cのインプレがあるのかチェックしました。

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