河川でのバチ抜けパターンや、橋脚際を狙うシーバスゲームで“軽いミノーをもっと遠くへ、もっと正確に届けたい”——そんなアングラーの理想を形にしたのがフィッシュマン クローラ8.3L+です。ライトプラグを橋脚まで運ぶキャスト性能と、掛かったランカーを縦ストから引き剥がすためのバットパワーを併せ持ち、操作性と強さの両立を追求した一本に仕上がっています。
クローラ8.3L+の特徴
クローラ8.3L+は、軽いルアーから14cmクラスのミノーまでをストレスなく扱えることをテーマとして設計されており、そのブランクスはしなやかさと強さを高い次元で融合しています。河川でのバチ抜け時に頻繁に使う軽量ミノーは通常飛距離が伸びにくいものですが、このロッドは直進性の高いキャストフィールによって、橋脚際や対岸のストラクチャーにピンポイントで届けることができます。流れに乗るライトプラグを自然に送り込むことができ、明暗の境や足元に潜むシーバスを効率よく狙える点が大きな魅力です。
一方で、ただライトルアーを投げやすいだけではなく、ブランクスのバット部には強烈なパワーが備わっており、掛かった大型シーバスを縦ストラクチャーから強引に引き剥がすことが可能です。強度が求められる本流での大型トラウト狙いや、ディープミノーを使った5kgクラスの魚に挑む釣りにも十分対応できるタフさを持っています。繊細なアプローチと力強いファイト、そのどちらもこなせる懐の深さがこのロッドならではと言えるでしょう。
デザイン面でも実釣性能を高める工夫が施されています。バット部は深いワインレッド、ティップ部は塗装を省いたアンサンドフィニッシュで構成されており、ティップの軽量化によって先重りを抑え、長時間のキャストでも疲れにくい設計となっています。ガイドはKガイドを採用し、チタンとステンレスを適所に併用することで、耐久性と軽量性のバランスを最適化。流れの変化やルアーの挙動をしっかりと捉えられる感度も備わっています。
グリップ周りには、金属製のフォアグリップを配置し、わずかな振動も逃さない高い感度を実現。細身のリールシートは握り込みがしやすく、1日を通してキャスト数が多くなるシーバスゲームでも疲労を抑えてくれます。Fishmanらしい強靭な4軸カーボンを採用しながらも操作性を維持した設計は、複雑な流れの中でミノーをトゥイッチしたりジャークしたりといったアクションを繊細に演出するのに最適です。
3ピース構造ながら仕舞寸法は98.5cmとコンパクトで、遠征や車移動にも便利です。ルアーウェイトは6〜28gと幅広く、バチ抜けの軽量プラグから、流れの強いエリアでのヘビーシンキングミノーまで対応可能。ラインはPE1〜3号と幅広く設定されているため、軽いルアーを楽しみつつ強い魚に備えたいアングラーにも安心のスペックです。
クローラ8.3L+は、軽量ルアーのキャスタビリティ、流れの中での操作性、そしてビッグフィッシュに対応するパワーを備えた、非常に万能性の高い一本です。河川のシーバスゲームを中心に、さまざまなライト〜ミドルレンジの釣りを高次元で楽しませてくれるロッドとして、アングラーの釣りの幅を大きく広げてくれるでしょう。
クローラ8.3L+のインプレ
フィッシュマンのクローラ8.3L+のインプレがあるのかチェックしました。
旧江戸でチヌ狙ってたらウナギ釣れました☺️
◯釣果
クロダイ:2匹
ウナギ:1匹◯タックル
・バイブレーション用
ロッド:フィシュマン ビームス クローラ8.3L+
リール:アブガルシア ビッグシューターコンパクト-L
ライン:山豊テグス PEジギング4 2号
リーダー:山豊テグス フロロショックリーダー 8号 pic.twitter.com/pEpUobK8iq— えいじ (@eiji0313) July 31, 2021
結局バスは釣れなくてキャスト練習に終わったっす🤣
今回は前から撮ってみました。毎度の事ながら顔はご愛嬌で👍
beamsクローラ8.3L+
エンゲツ100HG
レジンシェラー8 、1号
ラビット90S pic.twitter.com/KxnoW0rZWw— mako chan (@mako_chan983) July 10, 2022

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