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ステップダートのインプレと使い方

エリアトラウトの中でも特にシビアな状況では、魚の活性を強制的に引き上げるリアクション要素が必要になります。そんな場面で威力を発揮するために開発されたのが、プレッソ ステップダートです。プレッソスタッフ三浦敬児氏のこだわりから生まれたこのルアーは、ただダートさせるだけではなく、見切らせない沈下速度、安定したボトム姿勢、小刻みで規則的なダート幅といった複数の性能を高次元で両立させています。プレッシャーのかかるエリアでも魚のスイッチを確実に入れられる、まさに必殺のリアクションルアーといえる存在です。

ステップダートの特徴

ステップダートは、ヘッドをフラットにデザインすることでキレのあるダートアクションを生み出しています。この形状はダート系ルアーとしての性能を引き上げるだけでなく、着底時に横倒れしないという大きな利点を持っています。まるでTDバイブを細身にしたようなシルエットがボトムでの安定性をもたらし、底付近を攻める際の操作性を高めています。

また、ダート幅は広すぎず、規則的で小刻みな動きを得意としています。これにより、追いきれずミスバイトを誘発しがちな広幅ダートとは異なり、ニュートラルな魚でもしっかりとバイトに持ち込める設計です。特にトーナメントなどの強いプレッシャー下では、狭い範囲での小刻みな動きが魚のリアクションバイトを引き出す鍵となります。

沈下速度も絶妙に調整されており、スローすぎて見切られることもなく、早すぎてアクションを損なうこともありません。このバランスが、表層での反応が得られない状況やボトム狙いの展開で非常に有効です。搭載されているヴァンフックCK33W#8は刺さりが良く、ショートバイトでもしっかりフッキングへと繋がります。

ステップダートの使い方

ステップダートの基本アクションはロッドを軽く煽ってダートを連続させる操作です。ステップを踏むようにリズム良くロッドを動かすことで、小刻みな左右ダートを発生させ、ニュートラルな魚の捕食スイッチを強制的に入れることができます。ダート後のフォールで食うことも多く、フォール中にラインテンションを適度に保ちながらアタリを感じ取ることが重要です。

ボトム付近では、着底後にすぐダートを入れて逃げるベイトを演出すると効果的です。倒れ込みにくいボディ形状のおかげで、着底時にも不自然な動きになりにくく、違和感なくリアクションを誘うことができます。特に手前のボトムで勝負が決まるような強プレッシャー下では、ステップダートの小刻みダートが魚の本能を刺激します。

また、沖の表層まで飛距離を稼ぎたい時にも有効で、沈下速度のバランスが良いため広範囲をテンポよく探ることができます。ダート幅が一定のため操作しやすく、誰でも安定したパフォーマンスを引き出せる点も魅力です。

魚の活性が落ちたとき、どうしてもあと一匹を絞り出したいとき、トーナメントでの最後の一手として、ステップダートはまさにファイナルウェポンと呼べるルアーです。

ステップダートのインプレ

ダイワのステップダートのインプレがあるのかチェックしました。

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