水面直下で展開される繊細な攻防を、より「喰わせ」に重心を置いて楽しめるように生まれたのがカディスです。距離感の近い魚に対して繊細な小技を効かせ、ロングポーズを主体とした静と動の緩急でじっくり口を使わせることに特化しています。パペットシリーズとは異なる、小粒トップウォータープラグならではの静かな誘いと、フライフィッシングにも通じる水面ゲームの奥深さを堪能できるモデルで、目の前でのエキサイティングなバイトシーンが最大の魅力となっています。
カディスの特徴
カディスは24mmの小粒ボディが生み出す繊細な波紋と控えめなアピールが、近距離戦での喰わせ能力を際立たせています。ペレットや小さな虫を意識している状況で特に効果的で、水面に落ちる音や波紋の小ささが、そのまま喰わせのきっかけになる点が強みです。また、2mmサイズのガラスラトルを2個内蔵することで、強すぎないアクセント音を生み、短い移動距離でも魚を寄せる柔らかい誘いが可能です。小粒ボディ特有のフッキング難を解消するため、扁平寄りの肉薄ボディによる水面での踏ん張り力、横アイ2フックによる浮力確保とフック絡み防止、そしてウォブリング主体のアクションバランスなど、針掛かりを高めるための工夫が多数盛り込まれています。小さく控えめながら「必要な存在感」を持つための細やかな調整が施され、トップウォーターのアピールローテーションに欠かせない存在です。
カディスの使い方
カディスはポーズを多用した誘いが特に有効で、着水後の数秒間が最初の重要なバイトチャンスとなります。着水直後に糸ふけをふわっと回収し、最初の反応を逃さないよう準備しておきます。そこからショートピッチのティップアクションを使えば、移動距離を抑えたネチネチ誘いが可能で、近距離の魚にも見切らせないアプローチができます。広範囲を探りたい場合はストロークアクションで移動距離をやや伸ばし、遠くの魚を引き寄せながらロングポーズで喰わせの間を作ります。さらに、ロッドティップを揺らすシェイクでは水面から直下を行き来する立体的な3Dテーブルターンを演出し、スイッチが入り切らない魚にも強いアピールが可能です。状況ごとにアクションとポーズの組み合わせを変えることで、魚のテンションに合わせた最適な誘いへ調整できます。真っ直ぐに泳ぎづらい場合は事前のトゥルーチューンが推奨され、スムーズな動きを維持することでカディスの喰わせ性能を最大限に引き出せます。水面の心理戦を楽しみたいアングラーにとって、欠かせないマイクロトップウォータープラグです。
カディスのインプレ
スミスのカディスのインプレがあるのかチェックしました。
今日の足柄キャスティングエリアさん
黄金金時ヤマメ一択で狙ったんですが、先日より数が減った&スレた事でシャインライドが効かず。なんとか3匹キャッチ。
あとはひたすらスミスのカディスで遊んでました🤭
相変わらずスプーンはほぼ投げない(笑)… pic.twitter.com/IdX4afDLTG— 佐藤 直樹 (@naonoumigasuki) March 14, 2025
スミスさん新製品のカディス、釣れるってわかってたけどやっぱり釣れる pic.twitter.com/t2GqoiqmF1
— まっつん (@nomenofu) January 23, 2025

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