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ニョロクレイジーのインプレと使い方

エリアトラウトが渋い状況でも、確実に反応を引き出すルアーとして近年注目されているのがプレッソ ニョロクレイジーです。独特の細長いシルエットと美しい曲線を描くボディ形状は、一目で従来のプラグとは異なる存在感を放ちます。初代クレイジー45SSから15年の時を経て、和田浩輝テスター監修のもとさらに実戦的な性能へとアップデートされ、57Sと57SSの2タイプで展開されています。特に、スプーンのようにレンジを刻みながら誘える自由度の高さと、ニョロ系特有のウネウネとしたアクションがアングラーの攻めの幅を大きく広げてくれます。タフな魚にも口を使わせる“あと一手”を与えてくれるルアーとして、多くのアングラーから期待が寄せられています。

ニョロクレイジーの特徴

ニョロクレイジーは、湾曲したスリムボディと大きめの逆さリップが生み出す独自のアクションが最大の魅力です。頭と尾を軽く折り曲げたような形状により、巻いたときの動きが自然につながり、尻尾側のフックが左右に振れ過ぎないためフッキング性能が向上しています。この形状がもたらすウネウネとした動きはトラウトの好奇心を強く刺激し、活性が低い状況でも反応を得やすくなっています。

57Sモデルは3.5gと扱いやすい重量で、表層からボトムまで幅広い層をカウントダウンしながら探ることができます。スプーンのようにレンジ攻略しやすいことから、タフコンディションでの強い味方となる存在です。一方の57SSは2.6gのスローシンキング仕様で、表層から中層のレンジキープが非常に得意です。ゆっくり巻いてもアクションが崩れないため、反応はあるのに食いきらないトラウトをバイトへ導くことができます。

また、リップ面積が旧モデルより大きくなり、左右に張り出したことでスローリトリーブでもレスポンス良くアクションが出るよう、細かな調整が施されています。タックルボックス内で見分けやすいように、57Sはオレンジ縁、57SSはシルバー縁のアイを採用しており、現場での扱いやすさにもこだわっています。サクサスフックによる高い貫通力も備わり、一つ一つのチャンスを逃しにくいルアーとなっています。

ニョロクレイジーの使い方

ニョロクレイジーの使い方は非常にシンプルで、基本はゆっくり巻くだけで十分にその性能を発揮します。独自のボディ形状から生まれるウネウネとした自然な動きが、低活性の魚にも強くアピールし、スプーニングで反応しない状況でも力を発揮します。57Sの場合はレンジを細かく調整しやすく、カウントダウンして表層からボトムまでくまなく探れるため、広いエリアを効率的に攻めることができます。

57SSではよりスローな誘いが可能で、とくに表層~中層でのレンジキープ力が高いため、チェイスがあるのに口を使わない魚に効果的です。また、ボトム付近をスローでトレースしてもしっかりとアクションが出るため、底を意識する魚にも強くアピールできます。

さらに、和田テスターが提唱するシェイキングメソッドにも対応しており、スローなテンポでヘッドを左右180度ターンさせながら誘うことで、トラウトのスイッチを入れやすくなります。ゆっくり魅せて食わせる、そんな釣りを実現できるルアーとしてニョロクレイジーは非常に優秀です。

タフなエリアでも結果を出すための頼れる一本として、単なるニョロ系ルアーでは終わらない使い心地と奥深さを備えたアイテムです。

ニョロクレイジーのインプレ

ダイワのニョロクレイジーのインプレがあるのかチェックしました。

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