源流域やボサ川と呼ばれる草木が生い茂る小渓流では、キャストスペースが極端に限られる場面が多く、ロッドには取り回しの良さと正確なキャスト性能が強く求められます。フェンウィック GFS38CUL-4Jは、そうしたフィールドでの釣りをストレスなく楽しむために設計されたショートレングスのベイトフィネスロッドで、自由度の高いキャストと安心感のあるパワーを併せ持つ一本です。
フェンウィック GFS38CUL-4Jの特徴
GFS38CUL-4Jは、全長3フィート8インチという極めて短いレングスを持ち、源流やボサ川などキャスト動作が制限される状況で真価を発揮します。ショートロッドはピーキーなキャストフィールになりがちですが、このモデルはティップからベリーにかけて滑らかに曲がるアクションを採用することで、無理のない自然なキャストが可能となっています。サイドキャストやフリップキャストなど、限られた空間でも狙いを定めたキャストがしやすく、アングラーの体勢に合わせて自在に投げられる懐の深い設計です。
全体としてしなやかに曲がる一方で、バット部にはしっかりとパワーが備わっており、突然飛び出す源流の良型トラウトにも余裕を持って対応できます。2〜5gの軽量ルアーを中心に扱いながら、ロッド全体がスムーズに負荷を受け止めるため、キャストからファイトまで扱いやすさが際立っています。
4ピース構造によって仕舞寸法は約345mmと非常にコンパクトで、源流釣行時の携帯性は抜群です。バックパックへの収納性も高く、徒歩でのアプローチが必須となるフィールドでも邪魔になりません。軽量のため長時間の釣行でも疲れにくいバランスとなっており、源流域での回数の多いキャストを気持ちよく続けられます。
ラインは2〜5lbに対応し、渓流で多用されるシンキングミノーやスプーンとの相性も良好です。ルアーウェイトは2〜5gに設定されており、小場所をテンポよく釣り上がるスタイルに適したスペックを備えています。
GFS38CUL-4Jは、源流やボサ川といった限られた空間での釣りに特化した一本でありながら、キャストフィールの快適さとファイト時のパワーを両立した扱いやすいロッドです。ショートレングスを究めたいアングラー、源流域での渓魚との出会いを濃密に楽しみたいアングラーにとって、頼れる相棒となるでしょう。
GFS38CUL-4Jのインプレ
フェンウィックのGFS38CUL-4Jのインプレがあるのかチェックしました。
岐阜のフィールドスタッフtkmさんからの釣果報告
ラクス50Sでイワナを
ラウド45Sでアマゴをそれぞれキャッチ
ロッドは小渓流での釣りが楽しいfenwick GFS38CUL-4J pic.twitter.com/6PiWVPC8KS— ティムコ トラウトフィッシング (@tiemco_trout) March 4, 2025
岐阜のトラウトモニター山藤さんからの釣果報告
源流・細流に最適なGFS38CUL-4Jと、3月発売予定のムックリ52Fの組み合わせで冬色の残ったイワナをキャッチ！ pic.twitter.com/AS93r5vD47
— ティムコ トラウトフィッシング (@tiemco_trout) February 14, 2024
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