激流を相手にする渓流釣りでは、水中の存在感をしっかり示しながらも操作性を損なわないルアーが大きなアドバンテージになります。ジャッカルのトリコロール流芯ノッカーは、そんな条件を満たすだけでなく、内部に搭載したノッカーが発するハイサウンドによって、これまで以上に強烈なアピール力を実現したモデルです。流芯シリーズ特有の安定感に音の要素が加わることで、トラウトへ確実にルアーの存在を伝え、深場や濁りがある状況でも強みを発揮します。
トリコロール流芯ノッカーの特徴
トリコロール流芯ノッカーは、43ミリから70ミリまでの4サイズがラインナップされ、それぞれ3.3グラムから10.1グラムまで幅のあるウェイトが設定されています。これにより渓流の細流から本流域まで幅広く対応でき、狙ったレンジへ素早く到達させることが可能です。内部にはノッカー機構が組み込まれており、アクション時に発生するハイサウンドが水中で強烈な存在感を生みます。このサウンドは激流の轟音の中でもトラウトにしっかり届き、ミノーの動きと相まって高い集魚効果を発揮します。
ボディバランスは従来の流芯シリーズ同様、強い流れの中でも姿勢が崩れにくく、安定したスイミングとキレのあるアクションを両立しています。トゥイッチを加えると鋭いダートを見せ、流れに乗せたドリフトでも破綻しない操作性の高さが魅力です。各サイズに合わせたフックセッティングも丁寧に施されており、43ミリにはST26TNの14番、53ミリにはRB-Mの12番、63ミリと70ミリにはショートシャンク仕様の10番が搭載されています。掛かりの良さと保持力のバランスが良く、急流でのファイトにも耐えられる信頼性が備わっています。
カラー展開は全14色と豊富で、銀ヤマメや金アユなどのナチュラル系から、パラレルチャートや越中雪代ブルーバックといったアピール系まで幅広く揃っています。フィールドの光量、水質、魚の活性に応じて適したカラーを選ぶことで、より高い釣果へつながります。特に濁りが入っている場面や深場攻略では、ノッカーの音とアピール強めのカラーが相乗効果を生み出し抜群の存在感を発揮します。
トリコロール流芯ノッカーの使い方
流芯ノッカーを最大限に生かすためには、まずその音とアクションを組み合わせた誘い方がポイントになります。基本はアップクロスにキャストし、流れに乗せながらトゥイッチを入れてキレのあるダートを演出します。ダートと同時にノッカーのサウンドが響くことで、離れた位置にいるトラウトにもルアーの存在を強くアピールできます。特に流れの強い瀬や深いプールでは有効で、通常のミノーでは届きにくい魚の注意を引くことが可能です。
また、リトリーブ時の安定感が高いため、一定速度で巻くだけでもしっかりと泳ぎ切り、音と視覚的アピールを同時に届けられます。濁りが強い時や活性が低い状況では、ゆっくり目のスピードでルアーをしっかり見せながら誘うのも効果的です。流れに対してドリフトさせることで自然な送り込みができ、捕食ポイントに潜む魚に違和感なくアプローチできます。
サイズごとの特徴を生かした使い分けも重要です。43ミリは小規模渓流で取り回しが良く、ピンポイント攻略に向いています。53ミリと63ミリはオールラウンドに使える万能サイズで、幅広い流れに対応します。70ミリは本流域や水深のあるポイントで強い存在感を発揮し、遠投性能も高いのが特徴です。状況に応じたサイズ選択とカラーローテーションによって、流芯ノッカーは渓流ミノーイングの幅を大きく広げてくれます。
トリコロール流芯ノッカーは、音と動きによる強烈なアピール力で激流の中でも確実に魚へ存在を届けるルアーです。通常のミノーでは反応が得られない状況でも新たな突破口を開き、渓流釣りにおける強力な武器となる一本です。
トリコロール流芯ノッカーのインプレ
ジャッカルのトリコロール流芯ノッカーのインプレがあるのかチェックしました。
新しく巻いたバリバスのトゥイッチマスターマーキングもかなり良く、トリコロール流芯ノッカーの芸北神楽カラーで良型イワナをもう1尾追加できました。 #トゥイッチマスター #VARIVAS #トリコロール流芯ノッカー #芸北神楽 pic.twitter.com/JgeoSwh91g
— きんぐサーモンP (@kinghoushi) May 18, 2025
なんとかNew渓流ミノー全員安打!
IGNA50S
THUNDER50S
トリコロール流芯ノッカー43HW今日はTHUNDER50Sが特に大爆発💥💥💥 pic.twitter.com/zu8JhlKrKq
— カンピの㊙️み釣基地🐟🐟🐟/バックラ上等! (@kanpibase) May 5, 2024

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