渓流から中規模河川、さらには湖でのトラウトゲームまで、多彩なルアーを自在に送り込みたいと考えるアングラーにとって、キャスト精度と巻きの安定性は欠かせない要素です。スティーズ A II TWは、タフなバスフィッシングの現場で培われた剛性と操作性を持ちながら、繊細なルアー操作が求められるトラウトフィッシングにも適応する懐の深さを備えています。遠投も近距離のピン撃ちも、一台で高いレベルでこなしたいという人にとって、理想的な選択肢となるでしょう。
スティーズ A II TWの特徴
スティーズ A II TWがトラウトに向いている理由のひとつは、新開発の34mm径G1ジュラルミン製MAG-Z BOOSTスプールによる高レスポンスなキャスト性能です。浅溝化によってスプール全体の自重が軽くなり、巻いた状態でも優れた立ち上がりを発揮するため、渓流の小型ミノーから湖の重量級スプーンまで、狙った場所へ自然な軌道で送り込みやすくなっています。飛距離を必要とする本流や湖では、MAG-Z BOOSTによる中盤からの伸びが効き、軽い力でもルアーが気持ちよく飛んでいく感覚が楽しめます。
トラウトフィッシングでは、着水の静かさや低弾道でのキャストが重要になる場面が多くあります。TWSによるライン放出抵抗の少なさは、この低弾道キャストを安定させ、ミノーを木の枝の下へ滑り込ませるといった繊細な操作を助けてくれます。バックラッシュしにくい特性は、狭いポイントからテンポよく撃っていく渓流にも向いており、釣行全体のストレスを大きく軽減します。
巻き取りに関しても、HYPERDRIVE DIGIGEARが強さと滑らかさを高い次元で両立し、流れの中でも負荷に負けず一定のリトリーブを保ちます。ミノーのトゥイッチで微妙なルアーの姿勢変化を感じ取れるほか、湖でのスローリトリーブ中に起きるわずかな抵抗変化も手元にしっかり伝達されます。これは水中の状況把握が釣果に直結するトラウトゲームにおいて、大きな武器となります。
フルメタルハウジングによる剛性も、流れの強い場所でのファイトや、大型トラウトとのやり取りに安心感を与えてくれます。魚が急に走ってもブレのない巻き取りと、ATDによる滑らかなドラグ作動がラインのテンションを一定に保ち、ラインブレイクのリスクを抑えてくれます。ハンドルノブはしっかり握れるI型パワーノブで、寒冷期や雨天時にも安定したリトリーブを続けられます。
浅溝スプールはラインキャパを実戦に最適化した設計で、ナイロンやフロロの8~14lbに加え、PEラインでのトラウトゲームにも対応します。湖でのロングキャストはもちろん、本流での深いレンジ攻略など、フィールドに応じたラインセッティングがしやすく、1台で幅広いアプローチが可能です。
スティーズ A II TWは、タフさと繊細さの両方を求めるトラウトアングラーにとって信頼できるパートナーとなります。軽い力で狙い通りのキャストが決まり、流れの変化やルアーの挙動が手に取るように伝わる。このリールは、トラウトゲームの魅力をより深く味わわせてくれる存在です。湖の遠投から渓流のピン撃ちまで、一つのリールで完結させたい方に、自信を持っておすすめできるモデルです。
スティーズ A II TWのインプレ
ダイワのスティーズ A II TWのインプレがあるのかチェックしました。
クランクをメインとした巻物用にスティーズA Ⅱ TWを購入
春先のクランキングで使うのが楽しみ😃🎵 pic.twitter.com/g1pyhTkfbN— 稲吉 良介 (@ryosukeinayoshi) January 19, 2023
本日の琵琶湖③
マッドペッパーマグナムで51cm(2535g)ヒレピンのカッコいいパワフルなバスでしたー
タックルはボアコン+スティーズ A II TW フロロ16lb pic.twitter.com/GyAyrKCCri— 稲吉 良介 (@ryosukeinayoshi) November 9, 2024
しれっと購入してたシリーズ第2弾
スティーズ A Ⅱ TW🫣 pic.twitter.com/Prwlybv2Aw— りんご飴 (@Yu87606350) July 1, 2023

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