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渓流で使いたいSS AIR TWのインプレ

渓流という繊細で変化の激しいフィールドでは、わずかなキャストエラーがチャンスを逃すことにつながります。限られたスペースで正確にルアーを送り込み、軽量ルアーを思い通りに操れるタックルは、渓流アングラーにとって大きな武器になります。そんなシビアな条件下でこそ真価を発揮するのが、DAIWAが10年ぶりに刷新したベイトフィネスリールSS AIR TWです。独自の低慣性スプールと新開発ブレーキシステムを搭載し、渓流ゲームの可能性を大きく広げてくれる1台に仕上がっています。

SS AIR TWの特徴

SS AIR TWは、渓流ベイトフィネスに求められる扱いやすさと繊細なキャスト性能を極めるために誕生したリールです。最大の進化ポイントであるSS MAGFORCEは、低慣性スプールの能力を最大限に引き出す可変ブレーキシステムで、狭い渓流で重要となるコンパクトスイングからの低弾道キャストを安定して行える性能を備えています。藪が被さる小さなスポットへの正確なピッチング、足元の流れに素早く送り込むショートキャストなど、シチュエーションが目まぐるしく変わる渓流で頼りになるのがこの即応性の高さです。

また、DAIWA史上最軽量クラスとなる28ミリスプールは、ユニット全体で大幅な軽量化と低慣性化を達成し、わずかな入力でも瞬時に回転が立ち上がるため、2〜4g台の軽量ルアーでもストレスなくキャストできます。急流のヨレや小さな落ち込みをピンで撃つ際もラインの浮きが少なく、思った通りの弾道を描いてくれるのが魅力です。

さらに、高速回転スプールからのライン放出抵抗を抑えるTWSを採用したことで、飛距離とトラブルレス性能が大きく向上しています。渓流では周囲の障害物や風の影響が大きく、バックラッシュのリスクも高まりますが、このTWSとSS MAGFORCEの組み合わせは安心感が段違いです。状況に合わせてダイヤル調整幅が広く、渓流らしい細いPEラインにも高い適性を持っているため、軽量ルアーの操作性をさらに引き出すことができます。

リール本体は、マグネシウムとアルミを組み合わせたハイパーアームドハウジングによって軽さと剛性を両立し、長時間の渓流歩きでも疲れにくいコンパクトなボディを実現しています。握り込んだときのフィット感が良いため、キャストフォームが安定し、余計な力みが解消されることでルアーの操作性が一段と向上します。トラウトの繊細なバイトを逃さない感度の高さも、渓魚を追うアングラーにとって大きなメリットです。

また、UTDドラグに引き出しクリックを搭載したことで、魚が走る瞬間を音で把握でき、細糸を使った渓流ベイトフィネスでも安心してファイトを楽しめます。急流に潜り込もうとするイワナやレインボーの追従にもスムーズに対応し、必要な時にだけしっかり効くドラグ性能が心強い存在です。

渓流という特殊な環境で求められる軽さ、強さ、正確さを高いレベルで兼ね備えたSS AIR TWは、これからベイトフィネスに挑戦する人はもちろん、すでにベイト渓流を楽しんでいるアングラーにも新しいキャストフィールと操作性をもたらしてくれます。圧倒的なレスポンスと安定性で、これまで届かなかったスポットにもルアーを通すことができるため、渓流のフィールドをさらに深く楽しませてくれるリールです。

SS AIR TWのインプレ

ダイワのSS AIR TWのインプレがあるのかチェックしました。

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