広い中流域やキャスティング距離が求められるC&R区間では、ロングキャスト性能と大型トラウトに対峙できるパワーの両立が欠かせません。ダイワ ピュアリスト63Lは、そうしたフィールドでの実戦力を重視して開発されたロングレングスモデルで、ネイティブトラウトゲームに必要な遠投性と操作性を高い次元で備えています。スプーンからミノーまで幅広いルアーを扱いやすく、自然河川の変化に富んだ状況下で強みを発揮する一本です。
ピュアリスト63Lの特徴
ピュアリスト63Lは、ネイティブトラウトロッドのスタンダードを目指すピュアリストシリーズの一員として、前作からアクションが大幅に見直されました。スプーン、スピナー、シンキングミノーといった多様なルアーに対応する懐の深さを持ちながら、63Lというレングスが生むロングキャスト性能によって、広い瀬の向こう側や深場のポイントまで安定してアプローチできます。大型トラウトにも対応できる適度な張りと粘りを備え、中流域での強い流れの中でも主導権を維持しやすい点が特徴です。
キャストフィールの向上にはX45構造が大きく貢献しており、ネジレを抑制することでキャストのブレが減少し、バックハンドやフリップキャストなどのテクニカルキャストもスムーズに行えます。ロングレングスながら振り抜きが軽く、曲がりも安定しているため、初級者でも扱いやすく、中上級者であればさらなる精度の高いキャストを展開できます。ルアーの操作性も高く、ミノーのトゥイッチやスプーンのレンジコントロールがしやすく、さまざまな状況への対応力が魅力です。
外観は、ネイティブトラウトロッドらしい落ち着きのあるベージュ系カラーを採用し、ガイドスレッドも同系色で統一。自然河川の風景になじむ上品な仕上がりとなっています。リールシートにはシルバークリークシリーズにも採用されている細径のウッドシートが使われ、手になじむ質感と軽快な操作性を両立。ベイトモデルではショートトリガーを採用し、キャスト時のコントロール性がさらに向上しています。
ガイドラッピングには、フライロッドでも用いられる糸目が見える仕様を採用し、細部までネイティブトラウトの世界観を演出しています。ロッド全体として機能性だけでなく所有感を満たすデザインが追求されており、川に立った瞬間から気持ちを高めてくれる仕上がりです。
ピュアリスト63Lは、遠投が必要な大場所を攻めるアングラーにとって心強い相棒です。しなやかさとパワー、軽快さを兼ね備えた調子が大型トラウトとの対峙に安心感をもたらし、さまざまなルアーを使いこなす楽しさを引き上げてくれます。ネイティブトラウトの奥深い魅力を追求したいアングラーに最適な一本です。
ピュアリスト63Lのインプレ
ダイワのピュアリスト63Lのインプレがあるのかチェックしました。
ダイワの新ロッド
ピュアリスト63Lの曲がり
(お相手は80くらいのイトウ君)
重めミノーも扱いやすくて良い感じでした！発売して間もないのに自分以外にもピュアリスト使ってる方が居て嬉しくなった pic.twitter.com/sDn0DGG6Sw
— ケンチャン@槍王👑👑 (@asai_tuka) February 25, 2023
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