渓流で軽量ルアーを扱う時、キャストの精度と飛距離は釣果に直結します。わずか数グラムのミノーやスプーンを安定して飛ばし、狙ったヨレや流れの筋へ正確に送り込むには、リール側の性能が大きく影響します。シルバークリーク エアTW ストリームカスタムは、まさに軽量ルアーのキャスタビリティを最優先に追求した特別仕様であり、渓流アングラーが抱える「届かない」「ブレる」「伸びない」といった悩みを解消するために生まれたリールです。繊細な釣りの中で安定した飛距離を実現し、いつもの渓流が一段階広く感じられるほどの快適さをもたらします。
シルバークリーク エアTW ストリームカスタムの特徴
このリール最大の武器は、インダクトローターを固定式とするストリームトラウトブレーキチューンの採用にあります。渓流ではキャストフォームが一定にならなかったり、足場が悪く手首だけで投げざるを得なかったりと、入力が安定しない状況が当たり前です。通常の可変式ブレーキでは、そのわずかな差がスプールの挙動に影響し、飛距離のムラやリリースタイミングのズレを生む要因になります。ストリームカスタムでは、あえてブレーキ力を一定に保つことでスプールの立ち上がりが安定し、軽量ルアーでも毎投同じキャストフィールを得られます。わずかなフォームの違いや力加減をこのブレーキが吸収してくれるため、狙ったスポットへのアプローチ精度が飛躍的に向上します。
さらに、28ミリ径のG1ジュラルミン製スプールは極めて軽量で、ルアーの重みを素直に受け取ってすばやく回転へ変換してくれます。1g台後半から3g前後の軽量ルアーでは特にその効果が大きく、キャスト時の抜けが良く、伸びのある弾道が得られます。渓流の小さなポイントでも十分な飛距離が出せるようになるため、立ち位置の自由度が広がり、プレッシャーを避けたアプローチが可能になります。
TWSの搭載によってライン放出がさらにスムーズになり、細いPEラインとの相性が抜群なのもストリームカスタムの魅力です。軽量ルアーは空気抵抗の影響を受けやすく、キャスト後半に失速しやすい傾向がありますが、TWSがラインの抵抗を大幅に減らすことで、最後のひと伸びをしっかりと確保できます。また、バックラッシュのリスクが軽減されるため、ピーキーなセッティングをせずとも飛距離が出しやすく、渓流で求められるトラブルレス性能も万全です。
フルメタルハウジングを採用したボディは剛性が高く、軽量ルアー中心の釣りでもキャストや巻きのフィーリングがブレません。渓流は障害物も多く、リールを岩にぶつけたり水に濡らすシーンも避けられませんが、耐久性を担保した構造により安心して使い込めます。また、コルクノブを搭載した80mmクランクハンドルは軽量ルアーの巻き取りにちょうど良い抵抗感で、細かな流速変化を読み取りやすく、ミノーのアクション調整もスムーズに行えます。
ドラグには引き出しクリックが採用されており、渓流トラウトの急な突っ込みにも直感的に対応できます。細いPEラインを使う場合でも、ドラグ作動を音で把握できるため、無理なく余裕をもったファイトが可能です。軽量ルアーで深いヨレを攻め、突然のバイトに対応しなければならない渓流釣りでは、安心感を高めてくれる重要なポイントです。
軽量ルアーを安定して遠くへ飛ばしたい、毎回同じキャスト精度を維持したい、そんなアングラーにとってシルバークリーク エアTW ストリームカスタムは最適解といえるリールです。一定ブレーキがもたらす安定性と、軽量スプールが生む伸びの良さが組み合わさることで、軽量ルアーのキャスティング性能は大きく進化します。渓流の複雑なポイントを軽やかに攻略し、自分のキャストをより信頼できる確かな相棒となってくれる一台です。
シルバークリークエアtwストリームカスタムのインプレ
ダイワのシルバークリークエアtwストリームカスタムのインプレがあるのかチェックしました。
素晴らしいものが着弾致しました。
フィッシュマンのブランシエラ39ULリミテッド
ダイワのシルバークリークエアtwストリームカスタム
見た目の調和も持ち感ももうこの1通りの組み合わせしかないんじゃないかと思えるほどマッチしてる… pic.twitter.com/TMwdXUYBSt— お肉🍖 (@kaleido_steez) July 18, 2022
大小合わせてヤマメ11本のウグイたくさん。撤退
竿→ビームス ブランシエラ3.9UL limited(フィッシュマン)
リール→シルバークリークエアTWストリームカスタム(ダイワ)※フルベアリング
ルアー→D-コンパクト38ヤマメ(スミス) pic.twitter.com/7L5KfPY4c4
— SWa8 (@SomaWaster18) June 14, 2023

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